匠Methodの大枠を成すものは「知・情・意」です。
知とは論理的思考、情とは人のこころを動かす喜びや慈しみなどの感動・情動、意とは意図、意志、理念など(個人の解釈)です。
実はこれ、哲学者カントが提唱した人間の精神活動の基本として考えた3つの要素のこと。カントの他にも中国の古典思想にも同様の教えがあり、渋沢栄一も言及しています。萩本さんはカントの「知・情・意」を知らずにこの概念を自ら発見しました。普遍的なものなのですね。匠Methodでは、それぞれの象限にフレームワークが設計されており共創による価値創造モデルとして再現性のあるものとなっています。ここで大切なのは個々のフレームワークをトレースすることではなく、「知・情・意」の全体像を俯瞰して理解することだと思うのです。(個人の感想です)