松山市内企業と複業人材がチームを結成し、3ヶ月間で成果創出を目指す!「だんだん複業団1」発の共創プロジェクトプログラムに参加してきました。
そもそも「だんだん複業団」って何?ですよね。こちらにしっかりとしたページがありますので参照いただくとして、にしてもイマドキ地方創生の旗印のもと、省庁・自治体・地域団体による地元企業と都市部複業人材とのマッチングプログラムが盛んですが、ここ松山市の取り組みは作り込みと継続性において成功してる例だと思います。
プロジェクトテーマは二つあって、私が参加したのは「農産物のブランディング・商品化」。株式会社ディライトアップさんが新規で展開する愛媛産パプリカの①ネーミング、②キャッチコピー、③企画書、④キービジュアルを提案するというもの。これを手を挙げて選ばれたメンバーでチームを結成し、3か月で成果物にするというなかなかハードな案件です。
何がハードかというとメンバーは全員複業2人材で業種やキャリアも居住地もさまざま、現地松山は東京から直線距離でも670kmありますので完全リモートです。ネーミング/キャッチコピーはブランド要素の中でもコアとなるような重要要素。3か月で「ブランディング」から考えなければなりません。
事務局からアサインされたメンバーは6人。集まってみるとキャリコン、デザイナー、マーケッター、PR、動画編集、会社経営者など多種多様な経験・スキルの持ち主ばかり。これは最強のチームかもしれない☆☆ 結果的に私はタスク管理などPM的に立ち回ることになりました。
まずは商品のパプリカを知らねば!と実物のパプリカをサンプルとしてプロジェクトメンバーにお送りいただき、事前に見たり食べたりした上で各自が感じたことや質問などを話し合いました。料理の得意なメンバーが、早速パプリカを使って料理をした写真をUPしてくれるなど、その見た目の可愛さ・カラフルさなどについても共有できたところで、クライアントさんや生産者さんの想いをお伺いすることにしました。オンラインでヒアリングの機会を設けていただき、栽培に至った経緯・方法や環境、今後パプリカに期待することなどの想いをたくさん聴かせていただきました。
直接農家さんからお話を伺うことで、生産者さんのパプリカが、愛媛の豊かな土地で愛されて育っているということを感じ取ることができました。
まだ商品ローンチ前ということもあり具体的な成果物をここでお見せすることはできませんが、お題であるネーミング/キャッチコピー他ロゴをはじめとするビジュアルも提案させていただきました。
プロジェクトメンバーである自分たちのアイデアだけを押し進めていくのではなく、生産農家さん・クライアントさん、そして、だんだん複業団のメンバーや事務局担当者も含めて、ここに関わるたくさんの方々とのコミュニケーションを経て、依頼者やすべての方が納得のいく成果を出せるように努められたと思います。
はじめましてのメンバーとオンラインで企画検討していくのは、コミュニケーションの難しさを感じながらも、楽しくてやりがいのある取り組みでしたしPM担当として貴重な機会となりました。
中⼩企業やリソースが少ない地⽅でにおいては「複業人材」×「共創」のスキームが単独のマッチングを越えてより大きな課題解決手法の⼀つとなることの事例だと思います。
運営事務局・萬里小路 忠昭さんの発信
事務局として運営にご尽力くださった株式会社パソナJOB HUBの萬里小路 忠昭(までのこうじただあき)さんが「企業視点」「複業人材視点」「自治体視点」でわかりやすく纏めてくださってます。
までさんありがとうございました。またよろしくお願いします!
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